女性の方が男性よりも
自律神経失調症になりやすいと言われていますが
これは自律神経とホルモンのバランスには
密接な関係があるからです。
自律神経は脳の視床下部がコントロールしています。
その視床下部の下に脳下垂体というホルモンを分泌するところがあります。(図1)
女性は性周期、妊娠、分娩、授乳のほか
思春期から更年期までの体の変化に応じてホルモンのバランスが変わります。
視床下部でGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)を分泌し
下垂体に性腺刺激ホルモンと呼ばれるFSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)を分泌するように指令を出します。
下垂体から分泌された卵胞刺激ホルモンは、黄体化ホルモンと協力して
卵巣にエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を促します。
ホルモンバランスの変化は
脳下垂体を通じて視床下部にも影響を与えるので
視床下部が自律神経をコントロールしきれなくなってくるのです。
PMS(月経前症候群)や更年期障害などの不調は
こうして起こると考えられています。
視床下部と脳下垂体は互いに影響しあっているので
持続的にストレスを受けていると視床下部からGnRHの分泌不全を起こして
無月経・生理不順・不正出血・不妊などにつながります。
女性は男性よりもホルモンの影響を受けますので
その分女性の方が自律神経が乱れやすいと言えるのです。
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